「グッドマンタウン」を着実に開発する
―― グッドマンビジネスパークの今後の予定は。
マクギャリー すでに2018年1月竣工予定でステージ2の開発にも着手しています。基本構造、外観などはステージ1と基本的に同様ですが、新規開発では少しでもより良くしていこうと考えています。その一つとして屋上に広いルーフトップテラスを設置するアイデアも温めています。そして、ステージ3はステージ2が竣工する2018年1月の前に着工する予定です。ただ、あくまで予定で、カスタマーニーズがありリーシングスピードが速まれば、繰り上げて着工することもあります。
―― 繰り上げて着工する可能性は。
マクギャリー ステージ1の好調なリーシングから、すでにステージ2でも、ステージ1の契約に間に合わなかった企業から興味を持たれているので、大いにあり得ることだと思います。また、ステージ1では、建物の詳細な説明から始まりましたが、今後はほぼ同様な建物が隣にあり、非常に説明しやすい状況になります。さらに、ステージ1に入居している企業が事業拡大した場合、すぐ近くのステージ2のフロアに移れることも、グッドマンビジネスパークの魅力の一つと言え、リーシングが早期に終了する可能性も高くなります。
――リテール＆アメニティゾーンの建設は。
マクギャリー リテール＆アメニティゾーンはすでにプランニングに移っています。このプランニングは、業者の選定も含まれ、例えばコンビニの事業者はどこにするか、そしてATMや郵便局、保育施設、クリニックなどをどうするかなどです。進出したいとする企業・法人からの問い合わせも多くうれしいことです。
―― ステージ1では、無料レンタサイクル用の自転車を30台用意しました。
パーク内での移動を快適にするとともに、最寄り駅の千葉ニュータウン中央駅までの通勤にも無料で利用できるサービスです。通勤には通常の路線バスとともに、グッドマンバスも運営しています。自転車でも通勤は可能ですので、現在実証実験を行っています。無料レンタサイクルのアイデアを検討した当初は、自転車の窃盗事件や交通事故が起きたらとか、保険はどうするの、といったネガティブな意見もありましたが、まずは試してみることが必要です。何かやるときには、すぐに10のマイナス意見が浮かびますが、ユーザーに立脚した新しいサービスの展開は、試してみる勇気が必要だと思っています。
―― ビジネスパーク内の物流施設はすべてマルチテナント型ですか。
マクギャリー ステージ3まではマルチテナント型になると思いますが、ステージ4ではBTS型の話も来ていますので十分可能性はありますね。
＜車路入口＞
＜上りランプ＞
＜トラックバース＞
＜倉庫内部＞
