三菱ふそうトラック・バスは5月12日、国土交通省にスーパーグレートのリコールを届け出た。
不具合の部分は動力伝達装置 (変速機)。
12 段機械式自動変速機を搭載した大型トラックで、アウトプットシャフトの強度が不足しているため、このシャフトに亀裂が発生するものがある。
そのままの状態で使用を続けると、シャフトの亀裂が進行し、最悪の場合、アウトプットシャフトが破断し、プロペラシャフトが脱落又は周辺部品を破損させ二次的不具合を生じるおそれがある。
改善措置では、全車両、機械式自動変速機のリヤハウジング一式を、対策品のアウトプットシャフトを組み込んだものに交換する。
リコール対象車の台数は計900台。不具合の件数は0件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001130892.pdf