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クニエとSAPジャパン/SCMソフトウェアでコンサルティングサービス開始

2016年05月11日/生産

クニエとSAPジャパンは5月11日、サプライチェーン全体を最適化する手法で「S&OP(Sales and Operations Planning)」の分野において協力すると発表した。

クニエは、SAP社が提供するS&OPに対応したSCMソフトウェア「SAP Integrated Business Planning 」 に関するコンサルティングサービスを開始した。

クニエはSCMとS&OPに関する業務・プロセス構築の、多岐にわたる業界での豊富なコンサルティング実績に基づいて、SAP Integrated Business Planningの導入の検討にあたってのS&OP診断やPoC(Proof of concept:実現性検証)などのコンサルティングサービスを行う。

SAPジャパンは、クニエのサービス提供に際して必要となる製品面での支援と技術情報の提供を行うと同時に、特定顧客に対する戦略的なマーケティング活動を推進する。

両社は、先進事例を交えたS&OPのトレンド、実機デモを含むSAP Integrated Business Planningの強み・特徴についてセミナー等を通じて発信し、導入コンサルティングサービスの拡販で協力する。

SAP Integrated Business Planningは、SAP HANA Cloud Platform上で実装するインメモリー方式のサプライチェーンの計画ツール。

2013年に事業計画最適化ツールとして発表以来、エクセルUIによる計画、ダッシュボードによる経営データ分析機能を提供し、各国で導入実績をあげてきた。

その後、サプライチェーン計画に必要な、統計需要予測機能、有限負荷計画、ERPとのオーダー連携機能を追加し、経営管理部門とサプライチェーン実行部門の計画を包括・整合し、実行につなげるための強力なアプリケーションとなっているという。

S&OP(Sales and Operations Planning)は、経営/事業計画(目標)とサプライチェーンの実行をつなぎ、未来の利益を管理するプロセス。

■問い合わせ
クニエ
経営管理本部
広報担当 加島三洋子
TEL:03-5785-2292
info@qunie.com

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