丸運が5月11日に発表した2016年3月期決算は、売上高479億2400万円(前年同期比2.0%減)、営業利益9億7000万円(57.7%増)、経常利益10億5400万円(44.6%増)、当期利益9億8700万円(前期は8800万円の当期利益)となった。
貨物輸送セグメントでは、貨物取扱数量は、関東地区物流センターで既存荷主の深耕を図ったことによる取扱量増がプラス要因であるものの、当部門の取扱量は前年同期比3.1%の減少となった。
売上高は保管・機工部門が好調に推移したものの、貨物取扱量の減少の他、関東と近畿地区の一部営業所を廃止したことがマイナス要因となり、前年同期比1.0%の減収となった。
軽油単価下落によりコスト減となった結果、当部門の業績は改善し、経常利益は前年同期比1億1400万円増の7億2400万円となった。
来期は、売上高474億円(1.1%減)、営業利益9億8000万円(1.0%増)、経常利益10億5000万円(0.5%減)、当期利益6億3000万円(36.2%減)の見通し。