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日通/3月期の売上高2兆円届かず0.8%減、営業利益7.8%増の547億円

2016年05月10日/決算

日本通運が5月10日に発表した2016年3月期決算によると、売上高1兆9091億500万円(前年同期比0.8%減)、営業利益547億7800万円(7.8%増)、経常利益623億9400万円(4.8%増)、当期利益356億5900万円(35.2%増)となった。

セグメント別では、複合事業(運送、国内会社)は、自動車の取扱いが減少したこと等により、売上高は7365億円(0.8%減)となったが、燃料費の減少と料金改定の効果により、営業利益は224億円(23.6%増)となった。

警備輸送(運送、国内会社)は、輸送業務の取扱いが減少したこと等により、売上高は538億円(2.9%減)となったが、営業利益は15億円(76.5%増)となった。

重量品建設(運送、国内会社)は、海外での各種プロジェクト案件が増加したこと等により、売上高は513億円(9.6%増)となり、営業利益は36億円(70.9%
増)益となった。

航空(運送、国内会社)は、前年の米国西海岸の港湾混雑の影響による輸出貨物増加の反動減等により、売上高は1825億円(13.4%減)となり、営業利益は73億円(27.4%減)となった。

海運(運送、国内会社)は、国内貨物及び輸入貨物の取扱いが減少したこと等により、売上高は1182億円(0.5%減)となったが、営業利益は61億円(24.6%増)益となった。

米州(運送、海外会社)は、航空輸入貨物の取扱いが好調に推移したこと等により、売上高は946億円(19.6%増)となり、営業利益は50億円(49.5%増)となった。

欧州(運送、海外会社)は、航空輸出貨物の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は845億円(1.2%増)となったが、営業利益は15億円(34.9%減)となった。

東アジア(運送、海外会社)は、航空輸出貨物の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は1150億円(13.6%増)となったが、営業利益は16億円(11.8%減)となった。

南アジア・オセアニア(運送、海外会社)は、航空輸出貨物の取扱いが好調に推移したこと等により、売上高は702億円(8.7%増)となり、営業利益は15億円(68.5%増)となった。

その他は、日通NECロジスティクスの株式取得等により、売上高は1736億円(20.9%増)となり、営業利益は27億円(3.9%増)となった。

来期は、売上高1兆9300億円(1.1%増)、営業利益570億円(4.1%増)、経常利益630億円(1.0%増)、当期利益360億円(1.0%増)を見込んでいる。

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