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神戸製鋼/米国に自動車向けアルミ押出・加工品の一貫生産拠点を建設

2016年05月09日/生産

神戸製鋼所は5月9日、自動車向け押出事業を手がける溶解から加工までの一貫生産拠点を、米国ケンタッキー州ボーリンググリーン市に設立し、今夏より建設を開始すると発表した。

2017年後半の加工工程稼動開始後、2018年後半に溶解・押出工程の稼動を順次開始する。

北米は、大型車中心に車体の軽量化ニーズが加速してきており、バンパー材や骨格材などで、アルミ押出材需要の大きな拡大が見込まれている。

米国に新拠点を設立したことにより、高品質の押出・加工品を現地供給することが可能となり、日米両極でのアルミ押出・加工品の供給体制を強化する。

新会社の概要
社名:Kobelco Aluminum Products & Extrusions Inc.
代表者:未定
設立:2016年4月21日
立地:米国 ケンタッキー州ボーリンググリーン市
資本金:2400万ドル
出資:神戸製鋼100%(Kobe Steel USA Holdingsを予定)
総投資額:46.700万ドル
従業員数:約110名(2019年)
主要設備:溶解・鋳造ライン1機、押出プレス1機、バンパー加工ライン2機
生産能力:約500トン/月

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