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UPS/1~3月は過去最高のEPS

2016年05月02日/決算

UPSは4月28日、2016年第1四半期の業績を発表した。

調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は前年同期比13%増加の1.27ドルとなった。

米国国内小口貨物部門と国際小口貨物部門が共にけん引して、第1四半期としては過去最高で、国際小口貨物部門の営業利益は15%増の5億7400万ドルとなった。

米国国内小口貨物部門では、売上高の堅実な伸びと、生産性向上による貨物1個当たり費用の低下によって、営業利益率が拡大した。

総売上高は、前年同期比で3.2%増加して144億ドル。

国際小口貨物部門の第1四半期の営業利益は15%以上増加して5億7400万ドルとなり、全地域で業績が改善した。

サプライチェーン/フレート部門の売上高は10%以上増加して24億ドルとなった。主に、2015年第3四半期のコヨーテ・ロジスティクス社の買収が原因。

今後の見通しについて、UPSの最高財務責任者(CFO)であるリチャード・ペレツは「収益管理施策と輸送ネットワークの効率改善が、営業利益の大幅な成長をけん引しています。この勢いが続くと予想されるため、2016年通期の希薄化後EPSガイダンスは、2015年の調整後EPSに対して5~9%増の5.70~5.90ドルを維持します」と述べている。

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