日本通運は4月27日、国内海上定期航路のうち東京~北海道間で、2017年度から「ひまわり1」「ひまわり2」の代替となる新造船の運航を開始すると発表した。
同航路は、2001年就航のROROコンテナ船「ひまわり1」「ひまわり2」と2013年4月就航RORO船「ひまわり7」の3隻で運航している。
東京・北海道間のさらなるサービス拡充を図るため、「ひまわり1」「ひまわり2」の老朽化に伴う代替船として、RORO船「ひまわり7」の同型船「ひまわり8」「ひまわり9」を新造し配船する。
新造船は、上甲板部に危険品積載スペースを設け、従来「ひまわり1」、「ひまわり2」では船内に積載していた「危険品コンテナ貨物」も輸送できる仕様としている。
また、5つの省エネ設備を採用し、ひまわり7以上に環境対応・省エネ対応を進めている。
5つの省エネ設備は、省エネ船型、バルブ付リアクション型高性能舵、高効率可変ピッチプロペラ、電子制御式低速ディーゼル主機関、インバータ駆動式海水冷却ポンプ。