定期コンテナ船共同運航組織G6アライアンスは4月21日、2016年夏季のアジア/北米航路のサービス概要を決定した。
G6アライアンスは引き続き広範囲で高い利便性と競争力のあるアジア/北米航路サービスを提供し、アジア/欧州、大西洋航路と共に運営する。
アジア・北米東岸航路は、6月中旬にアジアを出航する船より改編する。
PA2は、上海と東京(東航)に追加寄港する。東京は既存の西航での寄港に加えて東航でも寄港することにより、日本発着双方のニーズに応える。ニューヨークはスケジュールの更なる安定化のため、寄港を停止する。
ローテーションは、東京 – 神戸 – 釜山 – 上海(大小洋山) – 東京 – パナマ運河 – マンザニーロ(パナマ) – マイアミ – サバンナ – ジャクソンビル – チャールストン – ノーフォーク – マンザニーロ(パナマ) – パナマ運河 – バルボア(パナマ) – ロサンゼルス – オークランド – 東京。
NYXは、新規にサービスを開始する。
ローテーションは、青島 – 寧波 – 上海(大小洋山) – 釜山 – パナマ運河 – マンザニーロ(パナマ) – ニューヨーク – ノーフォーク – サバンナ – マンザニーロ(パナマ) – パナマ運河 – 釜山 – 青島。
PA1は、東航でサバンナとノーフォークへの寄港を廃止することにより、安定したスケジュールを実現する。
ローテーションは、釜山 – 上海(大小洋山) – 神戸 – 名古屋 – 東京 – バンクーバー – タコマ – オークランド – ロサンゼルス – パナマ運河 – マンザニーロ(パナマ) – ニューヨーク – ハリファクス – サザンプトン – アントワープ – ブレーマーハーフェン – ロッテルダム – ハリファクス – ニューヨーク – ノーフォーク – サバンナ – マンザニーロ(パナマ) – パナマ運河 – ロサンゼルス – オークランド – 横浜 – 釜山。
CECは、高雄に追加寄港する。
ローテーションは、高雄 – 香港 – 蛇口 – 塩田 – シンガポール – スエズ運河 – ニューヨーク – サバンナ – チャールストン – ノーフォーク – スエズ運河 – ジェダ – シンガポール – カイメップ(ベトナム) – 高雄。
SVSは寄港地に変更はない。
ローテーションは、香港 – 塩田 – カイメップ(ベトナム) – シンガポール – スエズ運河 – ノーフォーク – サバンナ – ジャクソンビル – チャールストン – 喜望峰もしくはスエズ運河 – コロンボ – シンガポール – 香港。
AZXは寄港地に変更はない。
ローテーションは、レムチャバン(タイ) – シンガポール – コロンボ – スエズ運河 – ダミエッタ(エジプト) – カリアリ(イタリア) – ハリファクス – ニューヨーク – サバンナ – ノーフォーク – ハリファクス – カリアリ(イタリア) – ダミエッタ(エジプト) – スエズ運河 – ジュベルアリ – シンガポール – レムチャバン。
改編に伴い、NYE/SCE ComboとNCEサービスは廃止となる。
アジア・北米西岸航路では、5月中旬にアジアを出港する船より改編する。
CC2はサービスを再開する。
ローテーションは、寧波 – 上海(外高橋) – 釜山 – ロングビーチ – 寧波。
CC4は、CC2の再開により寄港地を変更する。
ローテーションは、上海(外高橋) – 寧波 – ロサンゼルス – オークランド – 上海(外高橋)。