鴻池運輸は4月15日、インド共和国・保健家族福祉省のJ.P.Nadda 大臣が、日産厚生会玉川病院を訪問、日本の人工透析治療の現場を視察したと発表した。
玉川病院と鴻池運輸が、昨年共同で取り組んだ厚生労働省「医療技術等国際展開推進事業(内容は透析治療に関する日印医療技術者人材交流)」を評価した大臣からの要請を受けて実現した。
鴻池運輸は、物流の技術をインドの医療の発展に役立てたいという思いから、2013年11月に、インドにCARNA MEDICAL DATABASEを設立。
現在、鴻池運輸はカルナメディカルを通して、インドにおける医療材料の標準コードの制定とデータベースの構築に取り組んでおり、様々な病院や流通、メーカー各社との情報交換を進めている。
インドの医療の実態認識をさらに深め、今回のように日本とインドの医療人材の交流につながる橋渡しを行い、さらにはそれらの交流が事業につながり、物流面でのサポートができるようになればと考えている。