MSDとエアロセンス、アルフレッサの3社は4月6日、ドローンを用いた医薬品配送事業の早期実用化に向けて連携することで合意したと発表した。
連携において、MSDは、関連規制、医薬品、医薬品パッケージに関する知識・知見を含めた医薬品配送に必要なノウハウを提供、エアロセンスは、実用化に向けたドローンの技術的な課題の解決、アルフレッサは、物流と配送に関する知見を提供し、3社が連携・協力して医薬品配送のビジネスモデルの構築を目指す。
また国家戦略特区で実証実験を重ね、災害時での医薬品の緊急輸送の実施に備えていく。
なお、MSDは医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品およびアニマルヘルス製品の提供を通じて顧客と協力し、世界140か国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供。
エアロセンスはソニーモバイルコミュニケーションズとZMPの合弁会社として、2015年8月に設立。
アルフレッサは東名阪、甲信越および九州を営業エリアとし、医薬品、検査試薬、医療機器などの国内外のメーカーをほぼすべて取り扱う「フルラインの品揃え」とそれを支える「万全の品質管理と安心・安全の納品体制」を構築している。