経済産業省が3月31日に発表した2月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1596万kl、前年同月比1.9%減となり、3か月連続して前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(512万kl、前年同月比4.4%減)、アラブ首長国連邦(348万kl、6.1%減)、カタール(185万kl、30.7%増)、クウェート(129万kl、12.2%増)、ロシア(111万kl、22.4%減)、となっている。
中東依存度は82.5%、前年同月に比べ0.1ポイント増と4か月連続して前年を上回った。
燃料油の在庫は959万kl、前年同月比0.9%減と7か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。