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京都府、佐川急便/地域活性化包括連携協定を締結

2016年03月29日/SCM・経営

京都府と佐川急便は3月29日、京都府の地域活性化と府民サービスの向上を目的とした「地域活性化包括連携協定」を締結したと発表した。

<締結式の模様>
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<観光振興及び観光情報のイメージ図>
20160329kyotosagawa2 500x353 - 京都府、佐川急便/地域活性化包括連携協定を締結

主な取り組みには、観光振興と観光情報の発信に関することとして、「森の京都」事業をはじめ、観光振興や観光情報の発信を物流面から支援する。

訪日観光客等の大型荷物輸送サービス、手荷物一時預かり、府内及び全国との手ぶら観光ネットワークの推進を図る。

佐川急便は、1957年、京都において飛脚業として創業。2010年6月、祇園に祇園佐川急便(祇園サービスセンター)を開設し、従来のサービスセンターとしての機能とともに、祇園を訪れる人々へ京都の魅力を発信する拠点としても展開している。

京都府産品の流通・販売促進に関することでは、府内産農林水産物の PR・消費拡大への協力、京野菜等の高品質・低コスト流通に向けた輸送スキームの検討・実施を挙げている。

地域防災と安心・安全に関することでは、京都BCPの取組への協力、災害時における救援物資の集配・仕分け・保管・輸送等を行う。

子ども・青少年の育成に関することでは、さがわきゅうびん交通安全教室を推進する。

高齢者・障がい者支援に関することでは、店頭や集配時の見守り・サポート、地域の見守りネットワークへの参画、消費者保護の協力を行う。

環境保全の推進に関することでは、天然ガス車等の環境にやさしい車両の導入促進、エコドライブの実践、不法投棄の通報を行う。

地域の活性化と府民サービス向上に関することでは、物流活性化への協力、各種啓発活動への協力を挙げている。

協定締結を契機に、京都府と佐川急便は、相互の連携・協働を強化することにより、地域の諸課題に対応し、京都府の地域活性化と府民サービスの向上に取り組んでいくとしている。

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