鴻池運輸は4月1日、子会社の九州産交運輸の航空貨物輸送事業を子会社の日本空輸に譲渡し、一元化する。
＜日本空輸と九州産交の航空貨物拠点＞
国内の航空貨物輸送事業の基盤強化を図るためで、より多様なお客ニーズに応えることで「既存顧客の深耕」と「新規顧客の開拓」に注力する。
＜日本空輸（羽田空港貨物地区の生花輸送専門拠点）＞
九州産交は、九州地区で青果物を中心とした農産関連品の航空貨物輸送を行い、日本空輸は生花や鮮魚などの温度管理が難しい生鮮品を中心とした航空貨物を主力に事業を展開し、航空貨物輸送の実績を積み上げていた。
九州産交がKONOIKEグループ会社に加わった2014年5月以降、両社は航空貨物分野で拠点の統合、配車の共同化、共同営業などによるシナジーを発揮する方策を模索していた。
■日本空輸
本社所在地：東京都大田区大森北1-22-9
資本金：1億円
事業内容：第一種貨物利用運送事業、第二種貨物利用運送事業(航空)、一般貨物自動車運送事業、旅行業など
http://www.jaw.co.jp/
■九州産交運輸
本社所在地：熊本県熊本市南区流通団地2-20-3
資本金：1億円
事業内容：第二種貨物利用運送事業(航空・鉄道)、通関業(航空・鉄道)、一般貨物自動車運送事業、第一種貨物利用運送事業(陸運)、倉庫業など
http://www.sanko-unyu.co.jp/
