日立物流は3月10日に開催した事業継続推進機構(BCAO)主催の「BCAOアワード2015」で、優秀実践賞を受賞した。
日立物流グループでは、事業継続マネジメント(BCM)の一環として、地震・洪水他の大規模災害や感染症等のリスク対策に取り組んでおり、2013年4月には専任部署を設置し、全社的な災害対策訓練や外部講師を招いた災害対策セミナー等を実施している。
BCAOアワードでは、これらの取り組みに加え、災害時での「燃料調達BCP」の取り組みが高く評価された。
グループでは、首都圏・中部・関西の各エリアで、燃料販売会社の貯蔵タンクを活用した燃料(軽油)の確保(備蓄)と緊急時の配送用タンクローリー車の専属契約を締結し燃料を確実に調達する「燃料調達BCP」を2015年3月からスタートしている。
BCAOアワードは、日本の事業継続の普及に資するため、その普及と実践に貢献した個人・団体を表彰するもので、2006年に創設され今年で10年目となる。