大運が2月10日に発表した2016年3月期第3四半期の業績は、売上高48億4700万円(前年同期比3.8%減)、営業利益1億800万円(前期は900万円の営業利益)、経常利益1億5900万円(239.8%増)、当期利益1億7800万円(190.6%増)だった。
円安に苦しむ輸入関係取引を中心に売上高は伸び悩んだが、取引採算は回復してきた。主な要因として、比較的取引採算の良好な業者を中心に受注が増加したこと、原油価格の低下に伴う燃料コスト低下、経費削減効果等がある。
通期は、売上高64億円(3.8%減)、営業利益9000万円(445.7%増)、経常利益1億3000万円(99.6%増)、当期利益1億3000万円(17.5%増)を見込んでいる。