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リコーロジスティクス/2015環境経営報告書発表

2016年01月05日/調査・統計

リコーロジスティクスは1月5日、グループの環境経営報告書2015を発表した。

「環境経営の取り組みとして、動脈物流(包装設計・調達・生産・販売)から静脈物流(回収・再生・処理)までの一気通貫の物流ネットワークの循環型ロジスティクスを構築し、その過程で発生するさまざまな環境負荷の低減に努め、事業活動の効率化による温室効果ガス排出量規制や廃棄物の3R(Reduce、Reuse、Recycle)を実践している。

結果はトラック輸送から鉄道・船舶輸送への転換、そして運送効率向上に必要な包装技術では日本パッケージングコンテストで5年連続入賞として結実していると若松勝久社長のトップメッセージで始まっている。

環境経営、省エネルギー温暖化防止、特集1、省資源・リサイクル、特集2、生物多様性保全、環境マネジメントシステム、会社基本情報を計22ページで構成している。

環境経営の中ではリコーグループの温暖化防止中長期目標として、2020年と2050年を照準年として、省エネ・温暖化防止に省資源・リサイクル、汚染予防を加えた3分野での目標を示している。

それによると、リコーグループライフサイクルでのCO2排出総量(5ガスのCO2換算値を含む)を、2000年度比で2050年までに87.5%、2020年までに30%削減する。これは1990年度比34%削減(国内CO2)相当になる。

高効率化では、消費動向に合わせた全国最適在庫配置、倉庫内レイアウトの最適化、輸送における車両の使い方、運び方、輸配送網の改善などによる高効率化への取り組みを行う。

環境貢献では、輸送手段を鉄道・船舶輸送(モーダルシフト)へ切り替えることによってCO2排出量抑制を進めているとしている。

■環境経営報告書2015
http://www.rlc.co.jp/news/20160105.html

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