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商船三井/2015重大ニュースを発表

2015年12月25日/SCM・経営

商船三井は12月25日、「変革を通じた確かな成長」を目指した1年の重大ニュースを発表した。

経営基盤の強化・One MOLの推進では、「MOL CHART」を制定、米州、アジア・中東・大洋州、欧州・アフリカ各地域に総代表を設置(6月)、指名諮問委員会・報酬諮問委員会を設置し、2016年から役員交代時期を4月1日に変更(10月)を挙げた。

中期経営計画「STEER FOR 2020」の推進では、LNG船・海洋事業で三井物産と新造LNG船1隻を成約(1月)、ドイツ E.ON社と新造LNG船を成約(2月)、中部電力向とLNG船2隻を成約(9月)、FPSO傭船事業を拡大(稼働3基、建造中3基)、ExxonMobil向け中国建造LNG船3隻が竣工を挙げた。

自動車船事業では、次世代型自動車船「FLEXIE」シリーズ4隻の造船契約を締結(4月)、自動車輸送サービスの世界統一ブランド「MOL Auto Carrier Express(MOL ACE)」を発表(6月)を選んだ。

コンテナ船事業では、2万TEU型コンテナ船6隻の調達を決定(3月)、港湾ロジスティクス事業では、プラント・重量物輸送の統一ブランド「MOL Project & Heavy Cargo」を発表(3月)、タイでコンテナバージ専用ターミナル運営会社を設立(7月)、米国のTraPacロサンゼルス港コンテナターミナルの自動化深度化に続き、オランダに最新鋭の完全自動化コンテナターミナル「Rotterdam World Gateway(RWG)」が開業(9月)を挙げた。

安全運航・環境保全への取組みでは、ビッグデータを活用する次世代型機関状態監視システムの実船試験を開始(10月)、新型風防を開発、コンテナ船に設置。風圧抵抗を低減し、CO2削減効果の検証開始(9月)を選んだ。

社会貢献活動では、パラグアイ向け子供用車椅子輸送に対して感謝状を受領(5月)や世界各海域で商船三井運航船が遭難者を救助(マレー半島沖、フィリピン・ミンダナオ島沖、南大西洋・ブラジル沖、北大西洋・カナリア諸島沖)などを挙げている。

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