イーソルは12月22日、イーソルが開発・販売する無線LAN搭載ハンディターミナル向けエミュレータ開発支援ツール「eSOL Emusen(イムゼン)が、カシオ計算機のハンディターミナル3機種「DT-X100」「DT-X200」「IT-G500」に対応したと発表した。
イムゼンは、同一アプリケーションを異なる複数のハンディターミナルで無線エミュレータシステムとして動作させることができる。これにより、ユーザはシーンや用途に応じて機種の選択や使い分けが可能になり、幅広い業務を効率的に行えるようになる。
また、イムゼンは無線LAN搭載ハンディターミナルに対応したエミュレータ開発支援ツール。国内外の多種多様なハンディターミナルへの対応実績がある。イムゼンで開発したアプリケーションは、OSが異なるハンディターミナル上で無線エミュレータシステムとして動作させることができる。ユーザはハードウェア依存部を変更するだけで、同一アプリケーションを異種複数のハンディターミナルで使えるようになる。
従来ハンディターミナル向けのシステム開発で必要不可欠だった、ハンディターミナル・サーバ間の通信プログラム開発は不要なため、開発期間の大幅な短縮とコスト低減を実現できる。
アプリケーション起動中は常時サーバと接続し、リアルタイムなデータ送受信と更新が可能。
イムゼンのシミュレータ機能により、手元に実機がなくてもハンディターミナル上での動作をイメージしながらアプリケーション開発が行える。
イーソルは、今回対応した3機種以外にもカシオのハンディターミナルへの対応実績がある。今後もユーザのニーズや要望に応じて各種ハンディターミナルをサポートすることにより、多様化する業務の効率化に貢献する。