日本郵船とMTIは12月10日、共同で開発したパフォーマンスマネージメントシステム「SIMS(Ship Information Management System)」が「第12回エコプロダクツ大賞」の国土交通大臣賞を受賞したと発表した。
「SIMS」は運航状態や燃費に関する詳細なデータを陸側のデータサーバに一時間ごとに自動送信するシステムで、これにより運航に関わるビッグデータを船陸間でタイムリーに共有することが可能となる。
現在さまざまな船種にこのシステムが搭載され、船舶ビッグデータ活用推進を進めるうえで重要な基盤システムとなっており、その取り組みが各所で高く評価され、この賞の他にも2014年度日本航海学会航海功績賞、2015年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰なども受けている。