国土交通省は12月7日、2015年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を発表した。
国土交通大臣表彰は、神戸モーダルシフト推進協議会、ネスレ日本、全国通運、日本貨物鉄道が受賞。
内容は、輸送距離に応じて船・鉄道・トラックを使い分ける戦略的モーダルシフト、パレット化等を通じ、女性・高齢者が働きやすい環境整備と環境負荷の低減を複合的に推進取組。CO2削減量は2464.5t‐CO2/年、削減率は87.1%。
物流審議官表彰は2グループが受賞。一つがトナミ運輸、第一貨物、久留米運送が受賞。
特積みトラック3社による運営・システム等の共通プラットフォーム化、幹線輸送の協同化とモーダルシフトを複合的に推進した取組。CO2削減量は1632.0t‐CO2/年。
もう1グループは、やまや商流、センコー、日本貨物鉄道、小倉運送、仙台運送、SBSロジコム、日本石油輸送が受賞。
納品先の大幅変更による新設拠点への複数社貨物の集約化と集約貨物の幹線輸送のモーダルシフトを複合的に推進した取組。CO2削減率は82.9%。
特別賞には、日本通運、富士フイルムロジスティックス、商船三井フェリー、日本貨物鉄道が選ばれた。
海上・鉄道輸送の複合的利用によるモーダルシフトの取組。CO2削減率は70.8%。