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ブリヂストン/「CAIS」コンセプトでの路面状態判別技術の実用化に成功

2015年11月25日/SCM・経営

ブリヂストンは11月25日、「CAIS」コンセプトに基づく路面状態判別技術の実用化に成功したと発表した。

<CAISの概要(ブリヂストンのタイヤセンシング技術)>
20151125bridgestone 500x455 - ブリヂストン/「CAIS」コンセプトでの路面状態判別技術の実用化に成功

「CAIS」は、路面と唯一接しているタイヤから接地面の情報を収集、解析し、路面情報やタイヤの状態を把握することで、顧客に新たな価値を提供する同社センシング技術の総称で、タイヤセンシング技術の実用化は世界初という。

ブリヂストンのタイヤによる路面状態判別技術は、降雪などによる路面状態の急激な変化をリアルタイムに感知することが可能で、刻々と変わる路面状態を車載解析装置によって、7つの区分に判別する。

路面状態の判別結果は車内ディスプレイを介して、ドライバーへタイムリーに伝達することで安全運転を支援する。

ブリヂストンは、2011年11月からネクスコ・エンジニアリング北海道と共同でこの技術の試験を進めており、今回ライセンス契約を締結した。「CAIS」を使用することで、夜間など視界の悪い状況でも、走行しながら路面状態を的確に把握することが可能となる。

また、これらの路面情報を道路管理事務所がリアルタイムに共有することにより、更に効率的、かつ効果的な雪氷対策作業が可能となる。この技術により、今まで以上に正確な冬の道路管理、また管理業務の効率化に貢献していくとしている。

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