首都高速道路は11月20日、橋梁などの道路構造物をMMS(移動計測車両による測量システム)搭載のレーザスキャナにより捉えた高密度点群から、3Dモデリングデータを自動生成することに成功したと発表した。
<GISを用いた3D群データ、全周囲画像、各種台帳等の管理>
<3D点群データから3Dモデリングデータの自動生成→CADデータ化>
機械部品等の3D化技術は従来からあったが、MMS点群による道路構造物の3Dモデリング化は世界初の技術。
MMSは、通常のクルマと同様に走行し、道路規制なしで道路構造物などの高密度点群を線的に整備することが可能。
今後、MMSによりビッグデータを蓄積することで、経年変化による変状検出、コンクリート構造解析への活用など高度CIMの実現を視野に入れていくとしている。