ロジザードは来年1月、中国で主力サービス「ロジザードZERO」の提供を開始する。
<(左から)ロジザードの金澤社長、 セニーソフト副総経理 荘氏>
中国・大連市の晟元信息技術(大連)(セニーソフト)との間で「ロジザードZERO」のOEM提供に関する基本合意したもので、ロジザードとセニーソフトでは、 中国で2016年中に50社の利用開始を見込んでいる。
セニーソフトが中国で販売する「ロジザードZERO」のOEMサービスの名称は現時点では未定。
「ロジザードZERO」はクラウドサービスで、 本来インターネット環境さえ存在すれば全世界からアクセス可能な倉庫管理システム。
しかし、 中国でのインターネット環境には中国特有の規制があり、 中国から日本に存在する「ロジザードZERO」のサーバ環境への接続が必ずしも安定しているとは言えないため、中国での提供にあたっての最大の障壁となったいた。
ロジザードは中国ではOEMによる「ロジザードZERO」のサービス提供を目指し、 eコマースのERPパッケージにおいて多くの導入実績を持つセニーソフトとのOEM提供に関する合意により、 中国国内でもニーズが高いeコマース向け物流へ参入する。