経済産業省が10月30日に発表した9月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1557万kl、前年同月比2.3%減となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(536万kl、前年同月比8.8%増)、アラブ首長国(392万kl、1.6%減)、カタール(141万kl、1.7%減)、ロシア(124万kl、6.8%増)、イラン(83万kl、15.5%減)となっている。
中東依存度は83.7%、前年同月に比べ1.0ポイント減と3か月連続して前年を下回った。
燃料油の在庫は1120万kl、前年同月比5.8%減と2か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ジェット燃料油と軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。