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日本郵船/フォード社・インドの構内物流業務を受注

2015年09月03日/国際

日本郵船は9月3日、グループ会社のNYK Auto Logistics (India) (NALI社)が、Ford Indiaから、南西部タミル・ナドゥ州にあるチェンナイ工場、北西部グジャラート州にあるサナンド工場の構内物流業務を受注し、作業を開始したと発表した。

<ピパバブヤードに蔵置されているFord車>
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<ロケーション>
20150903nyk2 - 日本郵船/フォード社・インドの構内物流業務を受注

NALI社は現在、チェンナイ工場で生産される輸出用完成車については工場からチェンナイ港とエンノール港までの一貫した物流サービスを提供している。

サナンド工場の輸出用完成車については、構内物流のみならずトレーラー輸送、ピパバブ港での保管、PDI、自動車専用船への積荷役までのサービスをNALI社が提供する。

一部完成車については、日本郵船による海上輸送とグループ会社による揚荷役、内陸輸送をあわせ、グループによる「End to End」(工場から販売代理店まで)の世界規模の一貫した物流サービスを提供見込み。

グループは、世界各地で高まる完成車物流需要に対応すべく、新中期経営計画「More Than Shipping 2018」で掲げた「きらり技術力」を推進し、世界各地で培ってきた完成車物流の豊富なノウハウと経験を活かし、より高品質なサービスを提供していくとしている。

構内物流とは、自動車メーカーにより生産された完成車を構内での輸送や保管、PDI(完成車の納品前点検・補修・部品補給サービス)などを代行するものであり、トレーラー等への積み込みまで一連の作業を提供するサービス。

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