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イーソル/フォークリフト端末ソリューション事業を開始

2015年09月03日/物流施設

イーソルは9月3日、フォークリフト向けに、ノイズ対策を施した「専用電圧変換ボックス」とさまざまな車種に端末を取り付けできる「端末ホルダ(屋内用/屋外用)」を開発し、提供を開始したと発表した。

専用電圧変換ボックスは、フォークリフト上の電源配線のノイズ対策を施しているため、端末への電源供給を安定して行える。DC12V~72Vまでのフォークリフト搭載バッテリに対応し、端末に合わせた電圧変換が可能。

端末ホルダは屋内用と屋外用の2タイプがある。いずれもフォークリフトの激しい振動を吸収する構造で、車種に関わらず取り付けできる。屋内用タイプはさまざまなタブレット端末に対応可能なため、現場のニーズに応じて選択できる。

屋外用タイプはIP64準拠の防水性能を実現。これらの特長・機能をもつ専用電圧変換ボックスと端末ホルダを、頑丈タブレットコンピュータ「TOUGHPAD」や「eSOL Geminusシリーズ」などの端末と組み合わせて提供することで、現場での課題を解決し、低コストでの端末導入を強力に支援する。

これらの機器に加えて、物流・流通現場向けのアプリケーション開発で培った知見やノウハウをもとに、ユーザの業務に即したアプリケーションの受託開発も可能。

なお、近年フォークリフトにタブレットPCやハンディターミナルなどの端末を導入するニーズが高まっている。

一方で、過酷な環境下で使用できる端末が限られる、ノイズにより端末が故障する、などの課題解決が求められている。イーソルの専用電圧変換ボックスと端末ホルダは、フォークリフトの車種や端末の機種に依存しない。

イーソルは、これらの機器と端末向けのアプリケーションの受託開発とを組み合わせて提供することにより、フォークリフト端末導入のハードルの低減に貢献する。

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