岩崎電気は9月1日、技術開発の中核としての役割を担う「テクノセンター(技術開発棟)」を、埼玉県行田市の埼玉製作所内に新設したと発表した。
「テクノセンター」の概要は、4階建て延床面積6300m2、最大600名の収容人数で、2017年4月に竣工する。
研究開発・設計、製造、物流部門で改革プロジェクトを進めている一環で、残された課題が研究開発・設計部門だった。
製造部門では「大部屋」と呼ぶ独自の方式によって、開発時から品質とコストを考慮しながら生産性を追求するものつくり改革を積み重ね、サプライチェーン全体の可視化と無駄のない供給体制を作り上げる仕組みづくりを追求してきた。
物流部門では、LED照明製造工場のつくば茨城県桜川市のイワサキ内に新たな物流倉庫を建設中。
最新の物流管理システムを導入して在庫の回転率を高め、商品の横渡し時間の短縮や輸送コストの削減をする「物流拠点の再編」を進めている。