LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





トランストロン/富士通製ネットワーク型デジタコ、販売開始

2015年08月04日/生産

富士通グループのトランストロンは8月3日、ネットワーク型デジタルタコグラフ「DTS-D1シリーズ」とクラウド型運行支援サービス「ITP-WebService V2」の販売を開始すると発表した。

<DTS-D1D外観>
20150804transtron1 500x194 - トランストロン/富士通製ネットワーク型デジタコ、販売開始

「DTS-D1シリーズ」は 標準型「DTS-D1A」とドライブレコーダー搭載型「DTS-D1D」をラインナップ。

ネットワーク(通信)とクラウドを活用し、カードレス運用やリアルタイムな運行管理など、従来の富士通製ネットワーク型デジタコ「DTS-C1シリーズ」の特長を継承し、LTE通信の採用や、操作性を大幅に向上させる等の強化を図っている。特に「DTS-D1D」はデジタルカメラを採用すると共に、安全運転支援機能を大幅に強化した。

デジタルカメラに加え、アナログカメラ、ドームカメラ、高圧洗浄対応カメラをラインナップし、 用途に合わせたカメラを選択できる。最大5台のカメラを接続、同時に撮影することで、死角の低減が図れる。

デジタルカメラで撮影した画像を独自の技術で認識し、車線逸脱と車間距離を検知し、ドライバーへ事前警告すると共に、リアルタイムに運行管理者へ通知する。

<ITP-WebService V2のメイン画面>
20150804transtron2 500x356 - トランストロン/富士通製ネットワーク型デジタコ、販売開始

「ITP-WebService V2」は、完全なウェブ化を図り、タブレット端末でも使用出来るようになることで、活用環境を大きく広げた。
デジタコと同様に、標準型とドラレコ対応型を揃え、ドラレコ対応型は動画を無制限に取得し、クラウド上へ保存出来る機能を追加することで、ドラレコ動画の新しい活用シーンを提案する。

動態画面は見やすく、操作性を向上。車両情報をリアルタイムに確認出来る動態画面から、日報などの運行実績にも簡単にアクセス出来る。車両情報(いつ、どこで、どのドライバーが、何をしているのか)は、イベント(デジタコの作業ボタン押下時や、スピードオーバー等の違反時)が発生した際に、ほぼリアルタイムに表示される。

また、見やすくなった近傍車両検索画面により、取引先からの急な問合せや配車指示にも迅速・正確に回答出来る。

取得した動画データは、クラウド上で最大50件/車両を保存出来る。「帰庫後の点呼」「社内安全運転教育」等で、ドラレコカードの抜き差し不要で、どこからでも見たい動画を確認出来る。

■標準価格(全て税別で記載)
デジタコ価格(オプション機器、取付作業費は除きます)
DTS-D1A:22万9000円
DTS-D1D(ドラレコ搭載):27万9000円(デジタコ+デジタルカメラセット)
サービス価格
ITP-WebService V2:月額1980円/車両
ITP-WebService V2ドラレコ :月額2690円/車両
ITP-WebService V2は、運行支援 ・動態把握 ・Q&A、センドバック、機器現地交換作業・地図ソフト・通信費・ドラレコ画像管理機能(ITP-WebService V2 ドラレコのみ)をオールインワンで提供

■DTS-D1シリーズ
http://www.transtron.com/products/information.html

問い合わせ
トランストロン
情報機器営業部
TEL:045-476-4640
横浜市港北区新横浜2-15-16 NOF新横浜ビル
http://www.transtron.com/

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース