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東京流通センター/DBJ BCM格付で最高ランクを取得

2015年06月30日/物流施設

東京流通センターは6月30日、日本政策投資銀行(DBJ)の「DBJ BCM格付」で最高ランクの格付を取得したと発表した。

首都圏中心部と世界を結ぶ「陸・海・空」の大型流通基地に事業所を構え、大都市の物流機能とテナント企業の物流ニーズに応える多彩で高機能な施設を運営する不動産事業者として高度な防災対策とハード・ソフト両面を中心とした事業継続対策に取り組んでいるとして評価を受けたもの。

ビル管理の観点からグループ会社や協力会社と一体となった防災体制の整備を重視し、緊急事態対応計画の策定と協力会社を含めた訓練を継続的に実施している点。

テナントに対して、災害時に必要な情報をまとめた「防災ガイドブック」を配布するほか、防災体制の監査を定期的に実施している。

事業継続の前提となる施設の耐震化対策や非常用自家発電を設置している点など、ハードとソフトの両面から、有事の際の安全確保と速やかな機能復旧に向けた総合的な取り組みを進めているなどが評価された。

6月29日に行われた授与式で、「大都市の物流機能を担う不動産事業者のモデルケースとなり、事業地区のみならず首都圏流通網全体のレジリエンス向上に貢献する社会価値を創造していくことに期待したい」とのコメントをDBJから受けた。

なお、「DBJ BCM格付」はDBJが開発した独自の評価システムにより、防災と事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニュー。

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