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VCE/VxRackで大規模なインフラ拡張をシンプルに実現

2015年06月26日/生産

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VCEテクノロジー・ソリューションズ(VCE)は6月25日、ハイパーコンバージド ラックスケール・システムの新ファミリ「VxRackシステム」の提供を、2015年第3四半期より開始すると発表した。

顧客とサービスプロバイダーは、このシステムを採用することで、次世代のスケールアウト型モバイル、クラウドおよび分散型ティア2アプリケーションの展開を大幅に簡素化することができる。

また、顧客は、VCE VxRackシステムによって、高いパフォーマンスとI/O (入出力)、プロセッサ毎の処理能力を維持しながら、数十台のサーバ規模から導入を始め、数十ペタバイトクラスのストレージ容量に匹敵する1000台以上のサーバシステムに拡張をすることが可能になる。

VCE VxRackでは、工場で統合、テスト、検証済みの製品の提供、シームレスなコンポーネントレベルのアップデート、ライフサイクル保証、顧客への一元サポートを包括した「VCEエクスペリエンス」が踏襲され、大規模なスケールアウトを可能にする。

VxRackシステムは、ソフトウェアディファインドストレージであるEMC ScaleIOにより提供。ストレージのネットワーキング機能を完全にサポートし、インフラ拡張をシームレスに実現する。

さらにこのシステムは、サーバ拡張とストレージを分離することで、顧客が制限なしにハイパーコンバージド アーキテクチャを最大限活用できるようにする。また、VxRackシステムでは、ユニークな特徴として、顧客がVxRackシステムを構成するソフトウェアスタックを柔軟に選択することを可能にしている。

これらのソフトウェアスタックは、EMCフェデレーション企業とパートナー企業が提供するさまざまなテクノロジーの統合に対応することで、顧客がそれぞれのアプリケーション環境にVxRackシステムをマッピングすることを可能にする。

VxRackシステムでは、VMware vSphere、KVMまたはベアメタルを含むハイパーバイザーが柔軟に選択可能。このシステムでは、EMC ScaleIOソフトウェアディファインドストレージ、CiscoのトップオブラックNexus スイッチが標準搭載され、VMware vRealizeマネージメントおよびオーケストレーションスイートがオプション機能として、VCEの工場であらかじめ導入される。

VMware仮想環境に最適化されたVxRackシステムモデルでは、 VMwareのEVO:RACKテクノロジーとVMware Virtual SANをベースにしたVMwareのスタックを完全に統合した状態で出荷される。

VxRackシステムは、VCE Vscale アーキテクチャへ接続できるよう設計され、VCE Vision ソフトウェアをサポートすることで、複数拠点と地域に跨るユニファイドデータセンターアーキテクチャの構築を実現すると共に、VCEが提供するスケールと柔軟性に新たな価値を提供する。

VxRackシステムは、業界最先端のベストオブブリードのテクノロジーを統合し、ERPシステムと中核的なエンタープライズアプリケーションなどのミッションクリティカルなティア1ワークロード向けの主要プラットフォームであるVblockおよびVxBlockコンバージド インフラストラクチャプラットフォームを補完する製品。EMCのVSPEX Blue HyperConvergedアプライアンスは、顧客に対して、部署ごとに採用しているアプリケーション、リモートオフィス/ブランチオフィス(ROBO)、中小中堅企業(SME)向けにシンプルなターンキー・ソリューションを提供する。

ブロック、ラック、アプライアンスを統合するこのポートフォリオは、業界で最も包括的なコンバージド インフラストラクチャを提供することができ、顧客によるクラウドとビッグデータへの移行をシンプルに加速させる。

VxRackシステム製品の入手方法は、VMwareのvSphereを含む業界最先端のハイパーバイザーをサポートし、2015年第3四半期より注文が可能。

システムの販売価格は、個別見積もりとなる。VMwareのEVO:RACKテクノロジーとVMware Virtual SANベースの VxRackシステムの詳細は、2015年第3四半期に発表予定。

VxRackシステム
http://japan.vce.com/products/hyper-converged/vxrack

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