Mercatorは6月24日、世界の貨物輸送企業、輸出企業、運送企業向けソリューションのテクノロジー・ベースのプロバイダーであるCatapult Internationalを買収したと発表した。
買収は、Mercatorが培ったTTLライフサイクルでの航空輸送の伝統的知見を活用して人間と貨物を安全に予定通りに、かつコスト効率よく輸送するという同社の構想を達成する最初の1歩となるとしている。
Catapultは「Catapult, a Mercator company(Catapult、Mercatorの子会社)」の新ブランド名の下で、現在の経営管理体制とブランドを維持する。
カンザスシティーに本社を置くCatapultは、輸送管理セクターで急成長する企業。同社の主要ソリューションは料金・見積もり管理を簡略化するCatapult QMS、QMS Lite、Spring Boardであり、このソリューションによって顧客は運送経路に最適な輸送業者を見つけ出し、迅速で正確な見積もりを提供できる。
Catapultのソリューションは世界2万5000以上の貨物輸送企業、NVOCC、運送企業、輸出企業が使用しており、世界のNVOCC海洋契約では最大のシェアを誇っている。