LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





経産省/常磐道・国道6号の積荷、放射性物質付着は検出限界値未満

2015年06月25日/調査・統計

経済産業省は6月24日、宮城県トラック協会の協力を得て原子力被災者生活支援チームにより常磐自動車道と国道6号での積荷への放射性物質の付着調査を行いその結果を発表した。

<積荷の表面汚染密度の評価モデル>
20150625keisansyo1 500x345 - 経産省/常磐道・国道6号の積荷、放射性物質付着は検出限界値未満

<常磐道等の走行範囲>
20150625keisansyo2 500x525 - 経産省/常磐道・国道6号の積荷、放射性物質付着は検出限界値未満

トラックが通過した範囲の空気中の放射性物質全てが積荷に付着するという現実的には起こり得ない極端に保守的な条件で計算した表面汚染密度の計算評価上の最大値は、1回通行あたり常磐道で0.0017Bq/㎝2、国道6号で0.076Bq/㎝2だった。

実測では、荷台後部ドア、荷台内壁、積荷表面及び積荷内部の表面汚染密度はいずれも計算値と同等以下に設定した検出限界値未満だった。

調査は4月22日、23日の両日。調査区間は、常磐道常磐富岡 IC~浪江 IC 間14.3㎞(内、帰還困難区域8.7㎞)、国道6号帰還困難区域部分14.1㎞。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース