LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





JR貨物/3月期の売上高0.4%減、営業利益18.9%減

2015年05月11日/決算

日本貨物鉄道が5月8日に発表した2015年3月期決算は、売上高1518億9500万円(前年同期比0.4%減)、営業利益52億1900万円(18.9%減)、経常利益32億1300万円(7.5%減)、当期利益80億4400万円(326.5%増)だった。

輸送の安全の確保に最大限取り組むとともに、積極的な営業を展開し、コンテナ貨物を中心に、モーダルシフトの流れを着実に取りこんできた。

しかし、10月に発生した東海道線由比~興津間の土砂流入災害では、関係旅客会社からの協力を得て当初予定より早い復旧を実現したものの、コンテナ輸送力の約半分が通過する区間が10日間寸断された。また、車扱では北海道地区石油輸送終了の影響を受け、2014年度全体の鉄道貨物輸送量は、コンテナ貨物は2154万トン(0.1%増)、車扱貨物は876万トン(7.6%減)となった。

鉄道事業の売上高1338億円(0.6%増)、営業損失は51億円(7億円悪化)となった。

来期は、売上高1576億円(3.8%増)、営業利益71億円(36.0%増)、経常利益45億円(40.1%増)、当期利益51億円(36.6%減)を見込んでいる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース