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NSユナイテッド海運/3月期の売上高2.6%増、当期利益20.0%減

2015年04月30日/決算

NSユナイテッド海運が4月30日に発表した2015年3月期決算によると、売上高1576億2500万円(前年同期比2.6%増)、営業利益94億7400万円(7.1%増)、経常利益103億8000万円(16.4%増)、当期利益86億2600万円(20.0%減)となった。

ドライバルク市況全体は、近年の新造船大量竣工による供給過剰が解消に至らないうえ、中国の景気減速や豪州・南米港湾での滞船縮小等の船腹需給緩和要因も加わったことから、全船型において当初の想定を下回り、過去最低水準で推移した。

ケープ型撒積船市況は、前期の高騰を受けて過熱した期待感とは裏腹に、鉄鉱石価格の下落が資源会社の出荷意欲を減退させ、秋の需要期におけるブラジル積み輸送需要が想定ほど伸びなかったことが、市場心理の悪化・市況の低迷につながった。

また、パナマックス以下の中小型撒積船市況は、中国の景気減速に伴う石炭輸入量の減少、インドネシアの鉱石輸出禁止政策等を受け、低迷が続いた。

来期は、売上高1580億円(0.2%増)、営業利益82億円(13.4%減)、経常利益61億円(41.2%減)、当期利益51億円(40.9%減)を見込んでいる。

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