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ヨコレイ/北海道・十勝に6万トンの収容能力低温物流基地

2015年04月20日/物流施設

横浜冷凍(ヨコレイ)は4月20日、北海道河西郡芽室町の芽室東工業団地内に「十勝第三物流センター(仮称)」を新設すると発表した。

センターを建設する十勝平野は、北海道東部に位置し、良質な水や空気など環境に恵まれた肥沃な大地で、日本の農産物の一大産地となっている。

また、芽室町は北海道横断自動車道が通る、交通アクセスにも優れた地域。

ヨコレイは、中長期的な視野で、地域のさらなる低温物流ニーズの増大と高度化を見据え、設備の拡大をはかるもの。隣接する2センター(十勝物流センター、十勝第二物流センター)を含む3センター合計の収容能力は6万1000トンを超え、道内最大級の低温物流基地となる。

冷凍設備には、温度や湿度の変化が極めて少なく、荷物の品質維持に最適な自然対流方式(RD:リターンダクト)を導入。さらに、農産品向けの冷蔵設備として、収穫期・冬期の冷却に外気を取り入れて馬鈴薯などの農産物を保管する外気導入システムを採用。

北海道の自然特性を有効利用することで、冷却に必要な電気エネルギーを削減した、環境にもやさしい冷蔵倉庫としている。地域の低温物流ニーズに応じた最新鋭の設計で、高品質な保管環境を提供するとしている。

■十勝第三物流センター(仮称)の概要
名称:十勝第三物流センター(仮称)
所在地:北海道河西郡芽室町東芽室北1線13‐1
構造・規模:鉄筋コンクリート造3階建
延床面積:約2万500m2
敷地面積:約1万2300m2
冷蔵収容能力:約2万2700トン
F級(冷凍):約1万2500トン
C&F級(チルド&冷凍):約4600トン
C級:約4700トン
定温:約900トン
凍結能力:20トン/日×1室
工期
着工:2015年5月中旬予定
竣工:2016年8月予定

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