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日立製作所/中国で製造業のグローバル調達ロジスティクスサービス開始

2015年03月30日/調査・統計

日立製作所は3月30日、中国の現地法人の日立(中国)が「製造業向けグローバル調達ロジスティクスサービス」の提供を開始すると発表した。

<グローバル調達ロジスティクスサービス>
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スマートロジスティクスサービス事業推進部を新設し、2018年度までに累計700億円の売上を目指す。

日立のコンサルティング部門、IT部門に加え、日立ハイテクノロジーズ(日立ハイテク)、日立物流の中国現地法人にある営業機能の一部を集約することで、サプライチェーン全体の中で主に調達や物流領域を対象に、顧客の経営課題を共有・明確化するといった上流コンサルティングからITサービスや調達代行、物流アウトソーシング(3PL)までをワンストップで提供する。

日立グループのコスト構造改革「Hitachi Smart Transformation Project」で推進している「グローバル調達改革」や「グローバルロジスティクス改革」の基盤をベースに事業化したもの。

日立(中国)は、中国での日系企業に専門ノウハウや経験を生かしながら営業活動を推進していく計画。

顧客の現状分析、改善テーマの抽出、想定効果算定などの上流コンサルティングを行うとともに、日本側の営業・事業部組織と連携することで、グローバルに最適なソリューションサービスを提供する。

なお、こサービスを中国での日立グループ会社の部品調達業務に一部先行適用した結果、10~20%の輸配送コスト削減効果が得られているという。

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