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福山通運/専用貨物列車、東海道・山陽線で開始

2015年03月30日/SCM・経営

福山通運と日本貨物鉄道(JR貨物)は3月30日、東京貨物ターミナル駅と広島県福山市の東福山駅と岡山市の西岡山駅間で設定した長距離直行貨物列車を福山通運が全車両をチャーターする福山レールエクスプレス号として運転を開始した。

列車編成は20両で、東京貨物ターミナル駅~西岡山駅間が5両、東福山駅間が15両で、列車あたり31フィートコンテナ40個、往復80個の輸送量となる。

同社は、2013年3月から東京・大阪間で、毎日1往復の専用貨物列車を運行し、大型トラック80台分を貨物鉄道へモーダルシフトしてきた。

この経験と実績を活かして、トラックドライバーをはじめとする労働力不足への対応、CO2排出量削減による地球環境負荷の低減に向けて更なるモーダルシフトの実現に積極的に取り組んでいく。

JR貨物は、トラックドライバー不足に伴うモーダルシフトへの動きが加速する物流業界で、福山通運と互いに協力し、安定輸送の実現による鉄道輸送の促進に努めていくとしている。

■概要
発着駅:東京貨物ターミナル駅(東京)⇔西岡山駅(岡山)・東福山駅(広島)
発着時刻(下り)東京タ23:41発⇒西岡山9:41着⇒東福山10:38着
(上り)東福山23:03発⇒西岡山0:10発⇒東京タ9:54着

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