矢野経済研究所は、無人搬送車(AGV)市場に関する調査結果をまとめ、2013年度の市場規模(メーカ出荷数量ベース)は、前年度比4.7%増の4,500台だった。
無人搬送車は、2009年度まではリーマンショック等の影響もあり市場は低迷したが、2010年度以降は拡大傾向に転じた。
新たな誘導方式として、色識別誘導方式やレーザ測域センサ誘導方式、3次元距離画像カメラ誘導方式などの開発が進んでいる。
自動充電装置は、既に多くのAGV メーカで採用実績があるが、今後、高速走行化や新型電池の普及などが進めば、新たなニーズも出て、新規採用への追い風になると予測している。