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DHLジャパン/IT協会からIT特別賞(業務改革推進賞)を受賞

2014年12月18日/SCM・経営

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DHLジャパンは12月18日、「ITを活用した経営革新」への優れた成果が認められた企業や団体に授与される表彰制度「2014年度IT賞」で、IT特別賞(業務改革推進賞)を受賞したと発表した。

DHLジャパンにとって、昨年のIT奨励賞(グローバルマネジメント賞)に続く2年連続。

日本の財務省と税関が、2013年10月から書類審査・検査貨物の取り扱いについて、関係書類を税関窓口へ提出するという従来のプロセスから、NACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)を通じて電子ファイルで税関へ提出を可能とする新制度を発表したことに業界内でいち早く対応。

通関業務の効率化とともに顧客サービスの向上を目的とした新たなシステムを開発、導入した。

この新システムが達成した成果とその企画、開発、導入でのさまざまな取り組みが高く評価され、今回の受賞につながったもの。

新システムの導入により、通関書類の提出業務と提出後処理に要する時間の50%削減に加え、人件費2名分の効率化、削減目標値の2倍以上のペーパーレス化を達成しただけでなく、作業時間の短縮による顧客対応の迅速化も実現した。

システム化のプロセスでは、税関との早期からの情報共有によるシステムデザインの確定、開発手法の変更や既存のイメージングシステムの流用による工期の短縮、現場経験者で組織したチームによる現場要件の吸い上げと税関との調整などの取り組みが、円滑な開発、導入、運用に重要な貢献を果たしたと評価されている。

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