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低気圧による暴風雪/愛知で通行止め発生、各地で集配遅延、集配不能

2014年12月18日/生産

日本列島は、台風並みの低気圧襲来による暴風雪などで高速道路の通行止め、運送会社の集配遅延、集配不能が生じている。

東海北陸道では、美濃インターから白川郷インター間に豪雪により100台の立ち往生車両が発生し、NEXCO中日本は17日午後3時から、災害対策基本法に基づき、立ち往生車両の移動等の作業を実施し、午後8時に移動等の作業が完了した。

<除雪、牽引による車両移動>
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しかし、降雪の影響により、通行止め区間が愛知県・岐阜県に広く発生している。

18日午前6時30現在の通行止め区間は、東海北陸自動車道の一宮ジャンクション~白川郷インターチェンジ間、東海環状自動車道の関広見インターチェンジ~可児御嵩インターチェンジ間、東海環状自動車道の養老ジャンクション~大垣西インターチェンジ間、名古屋第二環状自動車道の上社ジャンクション~名古屋西インターチェンジ、名古屋第二環状自動車道の名古屋インターチェンジ~名古屋南ジャンクション、東名阪自動車道の名古屋西インターチェンジ~桑名東インターチェンジ、東名高速道路の春日井インターチェンジ~小牧インターチェンジ、名古屋高速など。

<18日午後3時:気象庁の天気図>
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ヤマト運輸は12月18日、16日から18日にかけて急速な発達が予測される低気圧の影響で、船舶の欠航や高速道路の通行止めなどが見込まれ、北日本から西日本の日本海側を中心に、各地で荷物の届けに遅延が生じる可能性があると発表した。

低気圧の勢力によっては今後さらに広範囲の地域でも影響が想定されるとしている。

配達遅延のエリアは、18日午前7時現在、暴風雪のため北海道全域、大雪の為岐阜県大野郡白川村・高山市・飛騨市、海上シケにより東京都の大島、青ヶ島、八丈島、神津島、利島、新島、御蔵島、三宅島と新潟県の佐渡市。

佐川急便は17日午前12時現在、暴風雪の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に、各地で集配遅延、集配不能が生じていると発表した。

今後はさらに広範囲の地域で遅れが生じる可能性があるとしている。

西濃運輸は17日午後5時、暴風雪の影響により、北日本から西日本の日本海側を中心に、各地で集配遅延と集配不能が発生し、今後はさらに、広範囲の地域で遅れが生じる可能性があると発表した。

福山通運は17日、暴風雪の影響により、北日本から西日本の日本海側を中心に、各地で集配遅延と集配不能が発生していると発表した。今後においても広範囲の地域で遅れが生じる可能性があるとしている。

■ヤマト運輸「お荷物のお届け遅延状況について」
http://www.kuronekoyamato.co.jp/chien/chien_hp.html

■日本道路交通情報センター
http://www.jartic.or.jp/

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