山九が10月31日に発表した2015年3月期第2四半期決算によると、売上高2358億5400万円(前年同期比12.6%増)、営業利益98億6900万円(55.8%増)、経常利益98億5900万円(58.3%増)、当期利益57億2400万円(66.0%増)となった。
物流事業の売上高は1225億4600万円(7.1%増)、営業利益は20億7700万円(14.7%増)となった。
国内では輸入を中心に主要港でのコンテナ取扱量の着実な伸びと共に、港頭倉庫作業の増加があり、内航定期船作業の収益改善も奏功したことから増収増益となった。
3PL事業では、電子部品・化成品等の取扱量が増加したことに加え、海外の医薬関連品・化成品・自動車部品関連物流等が順調に推移したことから、前期並みの利益を確保した。
通期は、売上高4500億円(3.6%増)、営業利益200億円(20.7%増)、経常利益195億円(29.2%増)、当期利益120億円(31.1%減)を見込んでいる。