LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





丸運/4~9月の売上高1.1%減、営業利益1300万円

2014年10月29日/決算

丸運が10月29日に発表した2015年3月期の第2四半期決算は、売上高234億7300万円(前年同期比1.1%減)、営業利益1300万円(前期は2億8000万円の営業損失)、経常利益5200万円(前期は2億5900万円の経常損失)、当期損失2000万円(前期は2億8900万円の当期損失)となった。

一般貨物・倉庫事業は、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動により輸送需要は減少したものの、羽田京浜物流センターの稼働増等を要因として、全体として取扱貨物輸送量は増加した。

鉄道輸送は、モーダルシフト化とドライバー不足等を背景とした事業環境変化に対応して鉄道利用顧客の開拓を図った結果、貨物取扱量は増加した。

売上高2.1%増、経常利益は前年同期比6900万円増の2億1900万円となった。

流通貨物部門は、前期撤退した特定顧客の受託事業を除いた低温物流共同配送事業が、顧客ポートフォリオ変更による安定収益基盤確立とともに、配送体制の再構築と人時生産性の向上等のコスト削減による収益力改善を企図とした事業構造の変革を実行している。

しかし、顧客の飲食・スーパーの売上減少も相俟って引続き厳しい状況にある。

売上高は31.8%減(撤退事業を除くと10.8%増)となり、経常利益は3億9800万円改善したものの、引き続き1億5500万円の損失(撤退事業を除くと300万円の改善)となった。

通期は、売上高483億円(1.2%減)、営業利益5億9000万円(144.9%増)、経常利益6億5000万円(69.8%増)、当期利益4億円(36.6%減)の見通し。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース