JX日鉱日石エネルギーは10月24日、SKグローバルケミカル(SKGC社)との合弁会社であるUAC社が10月23日、大韓民国ウルサン広域市で、パラキシレン製造工場を竣工したと発表した。
パラキシレンは、主に衣類やPETボトルの原料として使用されるが、世界需要の8割を占めるアジア市場は、新興国を中心とした経済成長に伴い、引き続き需要の堅調な伸びが見込まれるとしている。
年間100万トンの生産能力を有する同工場の稼働により、アジアにおけるパラキシレン外販のトップメーカーとしてのプレゼンスを高めるとともに、日本国内の製油所からパラキシレン原料を同工場に供給することで、製油所の高度化利用を推進する。