三菱重工業は9月29日、アストモスエネルギーから大型LPG(液化石油ガス)運搬船を受注したと発表した。
LPG運搬船は、長さ230.0m、幅36.6m、喫水11.1m。総トン数は4万8300トン(載貨重量トン数5万1100トン)、LPG積載量は8万3000立方mで、先の受注船2隻とともに長崎造船所で建造する。
独自の船型を採用したことなどにより、優れた燃費性能とLPGターミナルごとに異なるさまざまな接続条件への高い適応性を実現。
2016年初めにも運用開始が見込まれる新パナマ運河を通過できるよう、係船装置なども世界最新の設備を搭載する。
完成・引き渡しは2016年下期の予定。