横浜市港湾局は9月10日、2014年度横浜港コンテナ貨物集荷補助制度を発表した。
新たに、アジア航路強化補助制度を創設し、アジア諸国と横浜港を結ぶ航路ネットワークの充実を目指す。
昨年度に引き続き、アジア輸入貨物増加促進補助制度も継続し、二つの補助制度により、成長するアジア諸国からの貨物集荷をより一層推進する。
■アジア航路強化補助制度（新制度）
目的：横浜港の航路ネットワークの充実と更なる寄港促進
対象：外航船社
対象航路：東南アジア航路・中国航路
対象事業：新たな航路の開設、航路改編による新規寄港
既存航路における寄港数の増加など
ただし、90日以上の航路維持等の条件がある。
補助額
新設事業：2500万円（東南アジア航路） 1500万円（中国航路）
強化事業：2000万円（東南アジア航路） 1000万円（中国航路）
受付期間 ～2014年12月31日まで
■アジア輸入貨物増加促進補助制度
目的：横浜港における輸入貨物の増
対象者：外航船社
対象貨物：中国・香港・台湾・東南アジア・インド・スリランカ・バングラデシュからの輸入コンテナ貨物の増加分（2014.4.1～2015.2.28の11か月間における対前年同期比。空コンテナ含まず）
対象貨物の総数が50FEU未満は補助金交付対象外
補助額：1FEUにつき5000円
申請者1社あたりの上限額：1300万円
FEU（forty-foot equivalent unit）
コンテナの本数を40フィート・コンテナに換算した場合の単位。
申請書等
http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/business/h26subsidy.html
