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日本ロジスティクスファンド/約103億円で物流施設2物件を取得

2014年09月11日/物流施設

日本ロジスティクスファンドと資産運用会社の三井物産ロジスティクス・パートナーズは9月11日、ポートフォリオの充実を図るため新規取得資産2物件の取得と貸借を発表した。

新規取得資産は「相模原物流センター」と「多治見物流センター」の2物件。

<相模原物流センター>
20140911logifand1 - 日本ロジスティクスファンド/約103億円で物流施設2物件を取得

<多治見物流センター>
20140911logifand2 - 日本ロジスティクスファンド/約103億円で物流施設2物件を取得

「相模原物流センター」の取得予定価格は80億3200万円、取得先はIKインベストメント・ツー、「多治見物流センター」の取得予定価格は23億3500万円、取得先は多治見ロジスティクス。

「相模原物流センター」は、東京都内や横浜・川崎等の一大消費地に近接していることから、一般消費財の保管・配送拠点に適しており、メーカー等の工場を多いことから、生産者物流のニーズも期待できるエリア。

2014年6月に開通した首都圏中央連絡自動車道(圏央道)相模原インターチェンジまで約4㎞の距離にあり、複数の高速道路と国道16号線へのアクセスが良好なことから、首都圏一円への広域配送が可能。

施設面では、有効柱間隔10m×11.5m、有効天井高6.0m、床荷重1.5t/㎡と標準的な施設仕様を備えた汎用性の高い物流施設。多数の垂直搬送機(4基の貨物用エレベータと4基の垂直搬送機)の設置により、貨物の効率的な入出庫や庫内移動、保管が可能になっている。

テナントは、DHLサプライチェーンと10年間の定期建物賃貸借契約を締結している。

「多治見物流センター」は、中央自動車道多治見インターチェンジまで約4㎞と高速道路への良好なアクセスを持ち、小牧ジャンクションを経由して東名高速道路や迷信高速道路、名古屋高速道路の利用が可能。大消費地の名古屋市をはじめとした中部圏広域への当日配送が可能だ。

岐阜県土地開発公社が生産・物流施設向けに分譲した事業用地内に位置しており、近隣に緑地が広がっていることから騒音問題が発生する懸念もなく、24時間操業が可能。

施設面では1フロア当たりの延床面積が約4800坪、建物合計で約2万4000坪の大規模物流施設。両面トラックバースと多数の垂直荷役設備(4基の昇降機と4基の垂直搬送機)により、効率的な流通加工業務が可能な仕様で、通信販売で取り扱う多様な商品の当日配送に対応できるスペースを確保している。

テナントは、日本通運と定期建物賃貸借契約を締結している。

■概要
「相模原物流センター」
所在地:神奈川県相模原市緑区西橋本5-9-1
取得予定価額:80億3200万円
面積:2万2020.77㎡
建築時期:2014年2月18日
構造/階数:鉄骨造合金メッキ鋼板ぶき5階建
延床面積:4万4019.92㎡
総賃貸可能面積:4万4010.20㎡
用途:倉庫・事務所・守衛所

「多治見物流センター」
所在地:岐阜県多治見市旭が丘10-6-136他
取得予定価額:23億3500万円
面積:5万6341.43㎡
建築時期:2012年9月13日
構造/階数:鉄骨造合金メッキ鋼板ぶき5階建
延床面積:7万5605.23㎡
総賃貸可能面積:7万5605.23㎡
用途:倉庫・守衛所

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