UDトラックスは9月11日、新小型トラック「カゼット」を発売した。
これまで小型・中型車はともに「コンドル」の車名で販売してきたが、今回から小型車の車名を「カゼット」にした。
三菱ふそうトラック・バスからのOEM調達による新小型トラック(積載量2~4トンクラス)。
ディーゼルエンジンをクリーンかつ高効率に使用するための環境技術「尿素SCRシステム」を全車に搭載することで、全モデルが低排出ガス車(2010年排出ガス規制に対しNOxおよびPMを10%低減)認定および2015年度重量燃費基準を達成するなど、トップクラスの環境・燃費性能を実現。
また、「デュアルクラッチ式AMTを採用することで適切なギヤ段の自動選択と高い伝達効率により省燃費に貢献。さらに、スムーズな変速と変速時間の大幅な短縮により、力強い走りと高いドライバビリティも両立した。
エンジン排気量は3リットル。ハイブリッドの重量車モード燃費値は1リットル当たり12.8キロメートル(総重量5トン未満、積載量2トンクラス)と、同クラスのディーゼル車に比べて2.2キロメートルの省燃費を実現。CO2年間排出量でもディーゼル車に比べて約2トン少ない。