スズキは8月26日、マニュアルトランスミッションとオートマチックトランスミッションの利点を両立させた新トランスミッション「Auto Gear Shift(オートギヤシフト:AGS)」搭載車を軽トラック「キャリイ」に設定し、発売した。
<キャリイKC エアコン・パワステセットオプション装着車>
<オートギヤシフト>
AGSは、5速マニュアルトランスミッション(5MT)をベースに、クラッチとシフト操作を自動で行う電動油圧式アクチュエーターを採用したAMT(Automated Manual Transmission)で、軽自動車では唯一の搭載。
トランスミッションとエンジンの協調制御により、シフトチェンジのタイミングを最適化し、変速ショックの少ない滑らかなシフトフィーリングを実現した。
優れた燃費性能や力強い走行性能などMTの利点に加え、クラッチ操作が不要というATの利点を兼ね備えたAGSを「キャリイ」に搭載することで、幅広い顧客のニーズに応えていくとしている。
希望価格は、KC エアコン・パワステセットオプション装着車、2WD、5AGS、燃料消費率19.4㎞/Lで92万6640円。