宇徳が7月31日に発表した2015年3月期第1四半期決算によると、売上高123億5400万円（前年同期比15.0％増）、営業利益11億3500万円（77.5％増）、経常利益12億900万円（72.7％増）、当期利益8億700万円（13.4％減）となった。
輸出入貨物の取扱量は、一部で輸出の出遅れはあるものの輸入が前年度に引き続き堅調で、輸出入全体では前年度並みに推移した。国内の電力関連工事は前年度から延期になった工事の実施や積極的な営業活動による新規工事の受注もあり、前年度に比べ施工工事量が増加した。
得意とする重量物輸送の分野でも大型輸送案件を受注し、効率的に案件を獲得した。さらに海外での工事も主要拠点のシンガポールで各種施工中の工事が順調に進捗したため、事業全体では増収増益となった。
通期は、売上高485億円（11.3％増）、営業利益36億5000万円（27.4％増）、経常利益38億5000万円（26.5％増）、当期利益24億円（0.7％増）の見通し。
